「カップ 6」で過去から未来に向かおうとしている途中いろいろなものと出会います。人生にはいろいろな可能性があることを知り、あれこれ夢の中で思い描くことにあふれています。
決めたかと思えば、今よりもっといいことがあるのではないかと次から次へ思い描いては消すの繰り返しです。そんな調子で夢や憧れを抱いているだけで、実体がひとつもありません。
彼が後ろ姿で影になって描かれているのは、自分自身が何を望んでいるのか分かっておらず、まだ無意識の中にいるからです。これだというものに出会えたとき彼の体に光りが当たるでしょう。